皆さま、こんにちは! ニュージーランド発の家庭用スマートロースター「Kaffelogicってどんなブランド?」という声も多くいただいているので、今回はその開発ストーリーをご紹介します。
Kaffelogicは、ニュージーランド南島の街・ダニーデンで生まれました。 開発者のクリスはエンジニアでありながら、毎日焙煎に没頭するほどのコーヒーラバー。 「なぜ家庭には、理想の焙煎ができるマシンがないのか?」 「プロ用は高すぎるし、大きすぎる。でも味には妥協したくない。」 その疑問を、自らの手で解決しようとスタートしたのがKaffelogicの原点です。
最初の試作機は、自宅のガレージからスタート。 温度制御、排気バランス、冷却性能など、細部まで妥協せず改良を重ね、 何度も焙煎して試飲し、調整を重ねた末に誕生したのが小型スマートロースター「Nano 7」でした。
初期の100人の支援者が築いたユーザーコミュニティは、今や世界中で数千人規模へと成長しています。 彼らは、ただの購入者ではなく、焙煎プロファイルを共有し、改善点をフィードバックし、世界中に輪を広げていく――こうしてNano 7は、ユーザーと共に育ったロースターとなったのです。
Nano 7は現在世界21カ国以上に展開、8,000台以上の出荷実績を誇ります。 Kaffelogicは、ニュージーランド政府の研究支援や輸出支援機関(NZTE)、そしてANZ銀行など、多くの支えを受けながら、世界への展開を進めてきました。
Kaffelogicは、大量生産ではなく“信頼できるモノづくり”を選びました。 製品に使われる部品の約65%以上はニュージーランド国内で調達されており、金属加工や電子基板の専門会社など、地元の技術企業と連携してものづくりを行っています。 2021年には自社工場を設立し、1869年に設立されたニュージーランド最古の大学であるオタゴ大学出身の技術者を中心に高品質な製品づくりを続けています。
「Nano7」は、“レガシーアプライアンス(世代を超えて使える家電)”として設計されています。 修理しながら長く使える構造、プラスチックを使わないパッケージ、そして持続可能性への配慮――「使う人にも、地球にも優しい製品でありたい」という哲学が貫かれています。
Kaffelogicはニュージーランド国内だけでなく、オーストラリアやヨーロッパのロースターにも導入され、個人ユーザーからプロまで幅広く支持されています。 海外クラウドファンディングでも好調で、海外レビューでは「自宅焙煎のゲームチェンジャー」と絶賛する声も。 私たち自身も、最初にサンプルで焙煎して飲んだ時、「本当に家庭用…?」と目を見張る味に驚きました。
Nano 7があれば、市販の生豆を使って、好みに合わせた焙煎が可能。 軽やかなフルーティ系?それとも深煎りでどっしり濃厚系? あらゆる焙煎プロファイルを保存・編集できるから、毎回新しい発見があります。 「焙煎が楽しくて、コーヒーの見方が変わった」 「焙煎したての香りは、買った豆とは別物だった」 そんな声が、Kaffelogicが世界中から届いています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。 自分だけの「理想の一杯」を作ってみたい!そんなあなたにぴったりの、新しい選択肢です。 ぜひご支援をお待ちしております!
Kaffelogic 事務局 Sara